ゴム相場は、夜間取引の引けと比べ、水準を引き上げて寄り付きそうだ。 上海ゴム夜間取引は、中心限月の1月限が前営業日比110元高の1万5950元。 ドル円は1ドル=147.15円水準とJPXゴムRSS3号の1日の夜間取引の引け 時と比べ、同値圏で推移している。 1日の米国市場はレイバーデーのため休場。 今日のJPXゴムRSS3号の寄り付きは、上海夜間高を受けて、買いが先行すると みる。ただ、夜間取引の上げ幅が大きかったことから、寄り付きでの、上昇幅は限られ る可能性がある。 ゴムRSS3号の活発限月の期中2月限は、318.0〜319.0円前後で寄り付 くと予想する。今日の予想レンジは315.0〜325.0円前後としたい。期先26 年8月限は318.0〜819.0円前後で寄り付くと予想する。 TSR20の期先26年9月限は253.0〜257.0円前後で寄り付くとみる。 本日の予想レンジは251.0〜259.0円前後と考えたい。 上海天然ゴム先物の26年1月限は、1万5950ポイント付近で寄り付くとみる。 【9月1日のゴム・レビュー】 ゴムRSS3号は総じて下落。寄り付きは、上海ゴム夜間取引が小動きのため、手掛 り材料難で夜間取引と同値圏で推移。日中取引の上海ゴムが一時、小幅高で推移から、 午前中から地合いを引き締める限月が優勢となった。期中2月限は正午前に1.3円高 で推移。午後に入り、一時3.8円高まで上げ幅を拡大。しかし早々に高値を離れ、終 盤から引けてはマイナスサイドに軟化した。閑散商いで玉の出方次第で下げ幅は限月に より異った。2番限の期近5月限が9.4円安と暴落。 TSR20は出来ず。 大引けのRSS3号は前営業日比9.4円安〜変わらず、活発限月の2月限は同 0.3円安の314.8円、期先26年8月限は同変わらずの317.0円、総出来高 は252枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は同10ポイント安〜 25ポイント高、総出来高は81枚。 夜間取引のRSS3号は、買い先行。前営業日比2.2〜7.0円高。活発限月の2 月限は同2.2円高の317.0円、期先8月限は出来ず、総出来高は350枚。TS R20は出来ず。上海天然ゴム先物は40〜90ポイント高、総出来高は88枚。 【ゴムRSS市場の投資部門別取引状況(単位=枚)】 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 08月第3週 - 49 + 49 + 180 - 4 - 127 0 08月第2週 - 50 + 50 - 86 + 29 + 107 0 08月第1週 - 15 + 15 - 7 - 9 + 33 - 2 07月第5週 + 57 - 57 + 44 - 5 - 98 + 2 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【ゴムTSR20市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 08月第3週 0 0 0 0 0 0 08月第2週 0 0 0 0 0 0 08月第1週 0 0 0 0 0 0 07月第5週 0 0 0 0 0 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【上海天然ゴム先物市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 08月第3週 + 30 - 30 0 + 6 - 36 0 08月第2週 - 15 + 15 0 - 5 + 20 0 08月第1週 + 55 - 55 0 0 - 55 0 07月第5週 - 40 + 40 0 + 22 + 18 0 <今日の予定> ◆ アメリカ ◆ 【経済】23:00 建設支出 2025年7月(商務省) 【経済】23:00 製造業景況指数 2025年8月(ISM) 【農産】9/3 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】9/3 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS
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