ゴム午前=まちまち、上海安を受けて徐々に地合いを緩める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号はまちまち。寄り付きでは、上海夜間安には反応が鈍く、夜間取引と
同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムも売り物がちで推移したことか
ら、夜間取引の上げ幅を徐々に縮小し、マイナスサイドに沈む限月が目立っている。T
SR20は出来ず。
 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比1.1円安〜2.3円高。活発限月
の2月限は同0.6円高の319.3円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は
242枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は100〜30ポイント安、推定出
来高は44枚。

【上海1月限は】
 今日午前の上海ゴムは、やや売り優勢で推移している。中心限月の1月限は、1万5
800元台での小動きとなっている。1月限は、8月15日以降、ザラ場では1万60
00元台の乗せるものの、終値では維持できない展開が続いている。一方、下値も1万
5700元付近では堅い。目先、終値ベースでの1万6000元超えと、1万5700
元割れ、どちらを先に示現するかがポイントになる。
 なお、産地相場はジリ安調の展開となっており、今後、上海ゴムもこれに追随する可
能性がありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
り、0.8〜0.5セント安で推移している。
 上海ゴムは総じて軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比70元安の1万5865元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。