【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。先限の押し目を買われ、まちまち で始まった。その後は、金軟調に上値を抑えられたが、押し目を買われた。パラジウム の商いは成立しなかった。 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが7円安〜23円高、プラチナミニが 7.0円安〜8.5円高、プラチナスポットが47円安、パラジウムが出来ず。 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが3500枚、プラチナミニが246枚、 プラチナスポットが463枚、パラジウムが0枚。 【プラチナはドル高や金の上げ一服が圧迫】 プラチナはドル高や金の上げ一服が圧迫要因になった。米雇用数の年次改定で91万 1000人下方修正された。ただ米連邦準備理事会(FRB)は来週の連邦公開市場委 員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを実施するとの見方からドル安が一服 した。今夜は8月の米生産者物価指数(PPI)の発表がある。一方、欧州連合(E U)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、欧州議会で、今後1年間の活動方針を 表明する一般教書演説に臨む。 プラチナ先限は日中取引で6143円まで上昇した。円相場は1ドル=147円台前 半の円安に振れた。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場はもみ合い。朝方の1376.30ドルから、1378 ドル台に上昇した。その後は、金の戻りを売られたことを受けて上げ一服となったが、 1369ドル台で押し目を買われた。 午前11時現在、プラチナは1378.50ドル、パラジウムが1143.03ドル で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1391.69ドル、パラジウムが 1148.07ドル。 MINKABU PRESS
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