金・銀市況=金が小幅続伸、現物相場の上昇でプラスサイドに浮上

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         17,280   + 53    17,441  + 29  : 3,646.55   - 2.46
銀          183.0    0.0     192.5  -1.5  : 4,113.00   -23.00
プラチナ     6,455   -  5     6,155   +34  : 1,384.50   - 7.19
パラジウム   5,400      0     5,400     0  : 1,146.53   - 1.54
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.43   +0.37  ユーロ・ドル相場   1.1711  -0.0051
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【市況】
 金が小幅続伸。ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。午前中は、ド
ル建て現物相場の戻りを売られたことを受けて軟調。先限は正午前に30円超の下落で
推移。午後に入ると、ドル建て現物相場の上昇からプラスサイドに浮上し、後半から終
盤も小幅高推移した。8月先限を除く全限月が一代高値を更新。
 銀はニューヨーク安を受けて先限が下落。期中2月限が変わらず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが14〜53円高、ゴールドスポットが8円高、銀が
1.5円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が2万9345枚、金ミニが1万2281枚、ゴールドスポットが
1460枚、銀が8枚。
【金先限は修正安後に小幅高に転換】
 金先限は夜間取引で1万7323円まで下落し、前日まで上伸に対する修正安場面を
迎えたが、午後になり、小幅高に転換。8月先限のみ一代高値更新がなかったが、日足
は4日連続の陽線引け。セオリー通り初押し場面は買いに分があった。14日間の相対
力指数(RSI)は85を超え、異常なまでの強気とともに買い過剰感を示した。25
日移動平均線(1万6404円)からの上方乖離率は6%超え。
 総出来高(標準)は2万9000枚台に減少したが、日中取引は利食い売りと押し目
買いが交錯したとみられる。取組高の増減を確認したい。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、米雇用者数の年次改定で下方
修正されたことを受けて史上最高値を更新したが、ドル安が一服すると、利食い売りが
出て上げ一服。アジア市場は、朝方の3637.45ドルから、ドル高を受け3639
ドル台で戻りを売られた。ドル高が一服すると、3621ドル台で押し目を買われた。
午前10時半頃から緩やかな上昇となり、午後3時半頃に3647ドル台まで上げ幅を
拡大。ユーロ高・ドル安が支援材料
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