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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/10 64.59 64.67 63.69 64.05 - 0.47
2025/11 64.23 64.32 63.35 63.70 - 0.46
2025/12 63.89 63.97 62.98 63.32 - 0.50
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 756,836 1,951,827 ( + 12,532)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/10 235.48 - 3.87
2025/11 234.87 - 3.64
改質ガソリン 2025/10 202.87 - 1.29
2025/11 196.84 - 1.18
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.47〜
0.46ドル安。その他の限月は0.64〜0.50ドル安。
ウクライナによるロシア石油関連施設への攻撃が続いているものの、ロシア産原油の
輸出量の落ち込みが限定的であると見られていることが重しとなった。調査会社ケプラ
ーによると、ロシアの原油輸出量は日量500万バレル超で安定的に推移しており、
9月もこの節目を上回るとみられている。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫は大きく減少したものの、
材料視されず。製油所稼働率は93.3%まで低下し、季節的な原油需要は弱まってい
る反面、輸出の増加や輸入の減少が原油在庫の取り崩しにつながった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を市場予想通り0.25%引き下げ、
目立った反応は見られなかったが、ドットプロットからすると来年にかけて米追加利下
げが続く見通しであることは原油相場の支援要因。家計や企業の高水準の金利負担が緩
和する公算。ただ、ドットプロットから追加利下げが示唆されている一方、FOMCは
来年や再来年の国内総生産(GDP)見通しを上方修正し、失業率見通しを下方修正し
ている。
時間外取引で10月限は売り優勢で推移した後、通常取引序盤にかけて下げ幅を消し
た。ただ、プラス圏で上値が抑えられると売りが再び優勢となり、63.69ドルまで
軟化。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油相場に連動した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 −928.5万(4億1536万)
ガソリン −234.7万(2億1765万)
留出油 +404.6万(1億2468万)
(クッシング地区)
原油 −29.6万(2356万)
*()は在庫総量
今日の材料
・米原油在庫の市場予想は前週比150万バレル減
・サウジアラビアとパキスタンが防衛協定に署名=ロイター
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比342万バレル減
・ガソリン在庫は前週比69万1000バレル減
・留出油在庫は同190万6000バレル増
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比37万9000バレル減
MINKABU PRESS
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