●レビュー原油、上げ一服後の調整売り優勢＝マーケットエッジ

　１７日のニューヨーク原油先物相場は、前日比０．４７ドル安の６４．０５ドル。地
政学リスク織り込みの上昇が一服し、調整売り優勢の展開になった。ロシア産の供給不
安を背景に値上がりが進んでいたが、調整売りが優勢だった。ただし、改めて需給緩和
見通しで大きく売り込むような動きまではみられず、小幅安に留まった。米石油在庫統
計の評価は強弱まちまち。米エネルギー情報局（ＥＩＡ）発表の石油在庫は、原油が
９２９万バレル減、ガソリンが２３５万バレル減、石油精製品が４０５万バレル増。
（マーケットエッジ・小菅 努）

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