●今夜のシナリオ原油、需給緩和と地政学リスク＝マーケットエッジ

　アジアタイムは６３ドル台後半で小幅安になっている。地政学リスクの織り込みが一
服すると、このまま上値の重い展開になる。需給緩和見通しの再評価が進むと、大きく
値を崩す可能性がある。一方、ウクライナ情勢は依然として不安定である。ウクライナ
軍のロシア石油施設に対する大規模攻撃が伝わると、改めて買いが膨らみやすくなる。
また、米欧のロシア産石油に対する制裁の動きにも注意が必要。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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