NYプラチナ市況=プラチナは金相場に連動し続伸、パラジウムは反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/10)   1396.7      1424.0      1386.0      1416.5    + 16.3
         (26/ 1)   1414.6      1439.0      1403.0      1431.8    + 14.7
 パラジウム  (25/12)   1183.50     1195.00     1160.00     1169.60   - 18.00
         (26/ 3)   1194.50     1194.50     1173.00     1180.30   - 17.20
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ         19,063        47,506        96,740        (-  1,149)
 パラジウム          3,710         5,256        19,744        (+      8)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ    ・NYダウ           46,315.27  + 172.85
    前日   147.98/99   1.1782/84    ・ナスダック          22,631.48  + 160.76
    本日   147.95/97   1.1746/48    ・10年米国債利回り       4.13  +   0.03
・NY原油 (25/11)  62.40 - 0.86     ・SPDR保有金残高     975.66      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナは続伸、パラジウムは反落。前日比はプラチ
ナが13.0〜16.9ドル高、中心限月の10月限が16.3ドル高、パラジウムは
18.00〜17.20ドル安、中心限月の12月限は18.00ドル安。
 プラチナ10月限は続伸。中国やロシアなど、非西側のBRICS諸国を中心として
ドル離れが続く見通しであることが相場を支えた。イランに対する国連制裁の復活を巡
り、世界経済の分断が強まる見通し。19日、国連安全保障理事会は対イラン安保理制
裁の解除を継続する決議案を否決し、イランに対する国連制裁の復活が秒読み段階に入
っているが、中国やロシアは反発している。
 年内は米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを続けると見られていることも支援
要因。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の物価見通しでも示されたように、関
税による物価上振れが警戒されているものの、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は
「関税によるインフレが3%を大きく上回る可能性は低い」との認識を示した。
 パラジウム12月限は反落。利益確定の売りが優勢だった。
今日の材料
・米大統領、イスラエルへの60億ドルの兵器供与を巡り議会の承認を模索=米WSJ
・中国の習近平主席とトランプ米大統領が電話会談
・(双方の訪問について)中国への訪問は来年の早い時期に=トランプ米大統領
・習主席の訪米計画も適切な時期に発表へ=同上
・一方的な貿易措置を取らないよう望む=習近平主席
・これまでの交渉結果を損なわないよう要請=同上
・ロシアの戦争を支援する中国企業への追加措置を提案=EU外交トップ
・EU、ロシア産LNG禁止を1年前倒しして27年1月からと提案=報道
・トランプ大統領は投票の内容について指示していない=ミランFRB理事
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