前週は60ドル台前半で売買が交錯した。週前半はロシア産の供給不安もあり、60ド ル台中盤まで小幅上昇した。しかし、そこから大きく買い進むような動きはみられず、 週末にかけては逆に戻り売り優勢の展開になった。何か目新しいネガティブ材料などが 浮上した訳ではないが、需給緩和見通しが根強いこともあり、上値を圧迫されている。 ロシアやイラン産の供給不安も強いが、最近のボックス相場が踏襲されている。 今週も戻り売り優勢の展開が続く見通し。地政学リスクの織り込みで一時的に65ドル を上抜く可能性を抱えつつも、戻りは売られる展開になろう。イラン核制裁復活の可能 性、米欧の対ロシア制裁の可能性などから、瞬間的な上昇リスクは抱える。一方で、こ れまでと同様に地政学リスク主導の本格的な上昇は想定されていない。60ドル台前半 をコアに上値の重さが維持される中で、一時的な上昇の有無を探る展開が続こう。 予想レンジは60.00〜67.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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