[今日の視点]石油=海外原油安から売り優勢、2月限は6万円が抵抗線

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は19日に海外原油続落から売り優勢か。2026年2月限で400〜
200円安程度を想定する。円相場が1ドル=147円台後半で推移し、19日の午後
3時45分時点より小幅安、週明けのニューヨーク原油時間外取引が小反発で推移が下
支え要因。明日、祝日で飛び石連休の谷間にあたるため、見送りムードが強い展開を予
想する。
 期中2月限は夜間取引で売り優勢。中盤に5万9600円まで下落し、今月16日の
安値に顔合わせした。夜間取引の後半〜終盤に下げ幅を縮小したが、5万9890円で
戻り一杯となった。日中取引は6万円の節目が抵抗線として意識されよう。
 海外原油はレンジ相場ながら、ニューヨーク原油期近11月限は3日連続の陰線引け
など、テクニカル指標は弱気を示唆。大口投機家は16日現在、ニューヨーク原油市場
全体で27万8276枚の買い越しだが、17日以降は新規売りが増え、買い越し幅は
縮小していると予想。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.08ドル高の62.48ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは62.30〜62.50ドル。
<今日の予定>
◆ アメリカ ◆
【農産】9/23 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】9/23 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
【納会】--:-- WTI原油 2025年10月限(NYMEX)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 鉱工業製品価格指数 2025年8月(カナダ統計局)
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