●論点解説穀物、ハーベスト・プレッシャーに直面中=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のトウモロコシ相場は方向性を欠いた。産地では収穫期が始まっていることが、
上値を圧迫している。目先の気象環境は農作業に適した環境が想定されており、いわゆ
るハーベスト・プレッシャーが警戒されている。一方で、今季は8月中旬にかけて豊作
見通しの織り込みを進めてきたことで、その後は1カ月にわたって安値修正の動きが優
勢になっている。ネガティブ材料の出尽くし感から、安値修正が進んでいる。ハーベス
ト・プレシャーで改めて400セント水準を打診するのか、逆に底入れ感を再確認して
いくのかが焦点になる。9月14日時点のトウモロコシ収穫進捗率は7%となっている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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