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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 1024.25 1025.00 1006.25 1011.00 -14.50
2026/01 1043.50 1044.25 1026.00 1030.50 -14.25
2026/03 1059.25 1060.00 1042.50 1047.00 -13.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 未入電 287,224 921,063 ( + 6,566)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(9月18日までの週)
大 豆:48万4116トン(前週改定値:82万1809トン)
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*米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(9月21日までの週)
大 豆:落 葉:61%(前週41%、前年62%、平年60%)
収 穫: 9%(前週 5%、前年12%、平年 9%)
「良」以上:61%(前週63%、 前年64%)
「劣」以下:12%(前週11%、 前年11%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(9月28日−10月2日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は下回る〜平年並み
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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大豆は期近から大幅続落。終値の前営業日比は14.50〜5.25セント安。中心
限月の11月限は14.50セント安の1011.00セント。
19日の米中電話首脳会談で両国間の貿易問題の解決が見られたなかったことに対す
る失望売りがこの日も続いた。加えて20日の発表で8月の中国のブラジル産大豆輸入
が前年同月比2.4%増となったことが、米国産大豆の最大の顧客である中国のブラジ
ル産への輸入シフト懸念を増幅させた。
また世界最大の大豆製品輸出国であるアルゼンチンのロザリオ穀物取引所が、25/
26年度の同国産大豆製品とコーンの輸出が過去最高になるとの見通しを発表したこと
も輸出競合面から嫌気された。
11月限は1024.25セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では
1020セント台前半のもみ合いとなっていたが、欧州の時間帯から下落して1020
セント台を割り込み、米国の時間帯には1010セント台も割り込み、この日の安値と
なる1006.25セントを付けた。後半はやや戻して引けは1010セント台を回復
した。
USDAによると、米国の9月18日時点の大豆週間輸出検証高は48万4116ト
ンと、前週の82万1809トンを大きく下回った。累計は156万9777トンと、
前年同期の124万6429トンを約26%上回っている。
20日に発表された中国の税関統計によると、8月の中国のブラジル産大豆輸入は前
年同月比2.4%増の1049万トンとなった。
アルゼンチンのロザリオ穀物取引所によると、25/26年度の同国産大豆製品輸出
が4040万トンと過去最高となる見込み。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは、暑さは和らぎ雨勝ちの天気となっている。最近数日間、コーンベ
ルトを降雨が東進して、最も土壌水分が不足しているコーンベルト東部に降雨が発生し
た。ただ、大豆やコーンの生育改善にはすでに遅すぎた。
低気圧が活発化して南東に進むため、米国南部中央〜オハイオ川流域〜大西洋岸中部
にかけての地域で、今後5日間の雨量が50〜100ミリに達しよう。南で、は次第に
東に移動し、その周辺の米ガルフ沿岸〜プレーンズ中部でも25〜50ミリの降雨の可
能性がある。一方、プレーンズ北部やコーンベルト北部では降雨がない見込み。
6〜10日予報に関しては、9月27日〜10月1日は、ほぼ全米で気温は平年を上
回る見込み。とくにプレーンズ北部やコーンベルト北部ではその傾向となる。雨量は米
国東部、西部、南部で平年並み〜上回るが、プレーンズ東部〜コーンベルト北部では平
年を下回るだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズでは、高めの気温で降雨はなく、冬小麦の作付け日和となった。最近の降
雨で土壌水分も潤沢で作付けられた冬小麦の発芽にも好都合となっている。
22日の最高気温はのノ—スダコタ州を北限にして27℃、テキサス州の中部や西部
では38℃近くまで上昇しよう。
米国南部では、とくにガルフ沿岸西部〜大西洋岸南部にかけての地域で熱波が残る。
アーカンソー州〜ケンタッキー州では降雨が発生して、農作業は停滞するが作物に恵み
となる。
大豆製品は、大豆粕・大豆油はともに続落。大豆の続落や、世界最大の大豆製品輸出
であるアルゼンチンが2025/26年度の同国の輸出が過去最大になる見通しを発表
したことが輸出需要面から弱気された。
大豆粕12月限は前日比3.90ドル安の280.10ドル。
今日の材料
・最近数日間、最も土壌水分が不足しているコーンベルト東部に降雨が発生したが、大
豆やコーンの生育改善にはすでに遅すぎ。
・8月の中国のブラジル産大豆輸入は前年同月比2.4%増の1049万トン
=税関統計
・25/26年度のアルゼンチン産大豆製品輸出は4040万トンと過去最高となる見
込み=ロザリオ穀物取引所
MINKABU PRESS
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