ゴム午前=総じて軟調、上海安を嫌気し期近は急落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は軟調。序盤は、上海夜間安を嫌気して、売りが先行した。活発限月
の3月限は、304.0円まで下落した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段安
となったことから、下げ幅を拡大する限月が目立っている。期近10月限は、一時30
2.2円まで下落した。TSR20は出来ず。
 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比9.0円安〜0.2円高。活発限月
の3月限は同1.0円安の304.8円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は4
80枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、205ポイント
安、推定出来高(夜間取引を含む)は7枚。

【活発限月の3月限は一時305円割れ】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海安を嫌気して売りが先行している。活発限月
の3月限は、一時304.0円まで下落した。3月限は、18日の取引で7月末から続
いた315〜325円前後でのレンジ相場から下放れ、305〜315円前後のレンジ
相場を形成するとみられたが、底割れとなる可能性がある。
 ただ、明日から8日まで中国が国慶節と中秋節を合わせた大型連休に入る。このた
め、ここからの上海ゴムの下げ余地は限定的になることから、JPXゴムRSS3の活
発限月の3月限も、目先の下値は限られるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、2.8
〜2.4セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比170元安の1万5170元で推移している。

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