[本日の見通し]石油=下落、イスラエルのイラン再攻撃観測が高まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 イスラエルがイランを再攻撃するとの観測が強まっている。エルサレム・ポストや、
マアリヴ紙が報道している。イスラエル当局者によると、米軍によるイラン核施設への
空爆にも関わらず、400キログラム超の高濃縮ウランが残されているという。フォル
ドやナタンツ、イスファンなど以外にも秘密の核施設があるとのうわさもある。イラン
最高指導者のハメネイ師は核兵器を持たないと繰り返し述べているが、イスラエルとし
ては高濃縮ウランは核兵器と直結することから、存在を許容することは出来ないよう
だ。軍事大国のイランが核規律を変更すれば、核兵器の配備までそれほど時間はかから
ない。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.34ドル高の62.12ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは61.57ドルから62.54ドル。
 原油2月限の予想レンジは5万8700円から5万9700円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万4500円から8万5500円。
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