プラチナ市況=プラチナは続落、現物の戻りを売られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         18,314    -10    18,495   -30  : 3,858.76   -12.48
銀          219.0    0.0     218.0   0.0  : 4,725.00    -4.00
プラチナ     7,341    +12     7,057    -4  : 1,569.82    -2.18
パラジウム   6,000      0     6,000     0  : 1,247.77   -25.22
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.55   +0.26  ユーロ・ドル相場   1.1725  -0.0012
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて続落。ドル建て現物相場の上昇を
受けて買い優勢で始まったのち、戻りを売られたが、ドル建て現物相場の下げ一服が下
支えになった。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻りを売られたことを受けて軟調と
なった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが33円安〜12円高、プラチナスポットが
2円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6036枚、プラチナミニが948枚、プラチナスポット
が2080枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は戻りを売られる】
 プラチナ先限は日中取引で7110円で戻りを売られ、7014円まで下落した。ド
ル建て現物相場の戻りを売られたことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=147円
台後半の円安に振れた。
 米政府機関閉鎖を受けて先行き懸念が強いが、短期間で再開されるとの楽観的な見方
もあり、ドル高に振れると、調整局面を継続した。ただトランプ米大統領は、政府機関
の一時閉鎖が長引けば、政府職員の解雇やプロジェクトの削減が行われる可能性がある
と警告した。一方、米雇用統計やCFTC建玉明細報告の発表が延期される見通しであ
る。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は下げ一服。朝方の1573.12ドルから、1555
ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。午後に入ると、金軟調を受けて戻りを売
られたが、1552ドル台で下げ一服となった。
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