金・銀市況=金が反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         18,314    -10    18,495   -30  : 3,858.76   -12.48
銀          219.0    0.0     218.0   0.0  : 4,725.00    -4.00
プラチナ     7,341    +12     7,057    -4  : 1,569.82    -2.18
パラジウム   6,000      0     6,000     0  : 1,247.77   -25.22
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.55   +0.26  ユーロ・ドル相場   1.1725  -0.0012
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金が反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、円安やドル建て現物相
場の下げ一服が下支えになった。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻りを売られた
が、下げ一服となった。銀は先限が下落したが、下げ一服となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが30〜5円安、ゴールドスポットが4円高、銀が変
わらず。
 推定出来高は、金が3万9437枚、金ミニが1万3565枚、ゴールドスポットが
1355枚、銀が6枚。
【金は利食い売りで調整局面】
 金先限は夜間取引で1万8313円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=147円台後半の円安に振れた。銀先限は217.0円まで下落
したのち、下げ一服となった。
 米政府機関閉鎖を受けて先行き懸念が強いが、短期間で再開されるとの楽観的な見方
もあり、ドル高に振れると、利食い売り主導の調整局面を迎えた。ただトランプ米大統
領は、政府機関の一時閉鎖が長引けば、政府職員の解雇やプロジェクトの削減が行われ
る可能性があると警告した。一方、米雇用統計やCFTC建玉明細報告の発表が延期さ
れる見通しである。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。きのうの海外市場では、労働市場の停滞を受け
て史上最高値を更新したのち、ドル高を受けて利食い売りが出た。アジア市場では、朝
方の3858.25ドルから、3848ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。
午後に入ると、戻りを売られたが、3838ドル台で下げ一服となった。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。