前週は、トウモロコシ相場が410.50セントまで値下がりした後、420セント水 準まで切り返す展開になった。ハーベスト・プレッシャーを背景とした売り圧力が上値 を圧迫する展開が続いている。9月30日に米農務省(USDA)が発表した四半期在 庫が市場予想を上回ったこともネガティブ。ただし、大豆相場が安値から切り返したこ とで、トウモロコシ相場も420セント水準まで切り返し、大きな値動きには発展しな かった。大豆は、トランプ米大統領が米中首脳会談で大豆が主要議題になる見通しを示 したことで、米中間の大豆貿易環境の改善期待が強まり、1000セント割れから 1020セント水準まで切り返す展開になった。 今週のトウモロコシ相場は、方向性を欠く展開になろう。引き続きハーベスト・プレ ッシャーが上値を圧迫するも、大きく値を崩していくリスクは限定される。作柄環境に 対する懸念の声が根強いこと、良好な輸出環境が下値を支える。特に大豆相場が安値修 正の動きを続けると、トウモロコシ相場も下値不安は限定される。大豆は、米中大豆貿 易の改善期待をさらに高めるような動きがみられるのかが焦点になる。下値不安後退で 安値修正の目線になるが、本格的な上昇までは想定されていない。9日に米農務省(U SDA)需給報告が発表予定だが、政府機関閉鎖が続くと発表が行われない可能性があ る。 予想レンジは、トウモロコシが410〜430セント、大豆が1000〜1050セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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