−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/11 61.14 62.12 61.04 61.69 + 0.81 2025/12 60.70 61.69 60.68 61.34 + 0.81 2026/01 60.61 61.44 60.48 61.13 + 0.79 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 590,396 2,034,400 ( + 10,796) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2025/11 224.43 + 0.80 2025/12 223.51 + 1.04 改質ガソリン 2025/11 190.16 + 4.11 2025/12 184.85 + 3.45 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は0.81ドル 高。その他の限月は0.63〜0.79ドル高。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国がオンライン会合を開催し、11月 に生産枠を日量13万7000バレル引き上げることで合意したことが買い手がかりと なった。事前予想ではこの2倍から3倍、あるいは日量50万バレル規模の増産が警戒 されていたことから、供給過剰懸念がやや後退した。 ウクライナ軍がロシアの石油関連施設への攻撃を続けていることは懸念要因。ロシア のレニングラード州キリシの製油所は先週のドローン攻撃によって、原油蒸留装置の一 部が停止したと報道されている。ロシアのなかで主要な位置づけのキリシ製油所はウク ライナ軍によって繰り返し攻撃を受けている。 米国の仲介のもと、イスラム組織ハマスとイスラエルはガザ停戦に向けて近づいてお り、6日からエジプトで双方による間接交渉が始まった。トランプ米大統領によると大 枠で合意済みで、詰めの交渉が行われる。ただ、週末もイスラエル軍はガザへの攻撃を 続けており、イスラエル政府のショシュ・ベドロシアン報道官は5日時点でまだ停戦は 成立していないとの認識を示した。 時間外取引で11月限は堅調。一時62.12ドルまで買い戻しが強まった。通常取 引開始を控えて61.04ドルまで上げ幅を縮小したものの、通常取引開始後は持ち直 し、戻り歩調を維持した。 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動し、 買い戻しが優勢だった。 今日の材料 ・ロシアのプーチン大統領と、イスラエルのネタニヤフ首相が電話会談 ・会談の内容はパレスチナ問題やイランの核開発など ・11月のアジア向けアラブライトのOSPを据え置き=サウジアラムコ ・ウクライナへのトマホークミサイル供給について「ある程度決定」=トランプ米大統 領 ・その使用目的と標的について明確にする必要がある=同上 MINKABU PRESS
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