金・銀市況=金が大幅続伸、午後は現物相場の一段高で上値を伸ばす

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         19,762   +587    19,945  +589  : 4,029.31   +71.62
銀          230.0   +8.0     233.0  +4.0  : 4,861.00   +11.00
プラチナ     8,042   +200     7,780  +280  : 1,648.03   +23.33
パラジウム   6,700   +300     6,700  +300  : 1,378.65   +46.70
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.43   +1.80  ユーロ・ドル相場   1.1611  -0.0090
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【市況】
 金が大幅続伸。ニューヨーク期近12月限に続き、ドル建て現物相場が4000ドル
台に乗せ、1ドル=152円台の円安を背景に午前中、一段高となり、高値更新を継続
した。先限は正午前に500円近い上げ幅で推移。午後になり、ドル建て現物相場の一
段高からさらに上値を伸ばし、一時600円超の上昇となった。全限月が一代高値を更
新。全限月が連日、一代高値を更新。
 銀は出来ず。帳入値は4.0〜9.0円高。
 前営業日比は、金標準、金ミニが587〜604円高、ゴールドスポットが605円
高、銀が4.0〜9.0円高。
 推定出来高は、金が8万0518枚、金ミニが2万4462枚、ゴールドスポットが
1969枚、銀が0枚。
【先限が2万円が視野に入る】
 日中取引で一段高となり、先限は1万9964円まで上げ幅を拡大。ドル建て現物相
場がアジア時間に4000ドル超えを試した。米政府機関の閉鎖で金を安全資産として
買う動きが強い。円安の進行も追い風。2万円が視野に入っているが、買い過剰感が台
頭。米政府機関の再開の兆しの報道があれば、押し目形成か。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、さらに最高値更新。きのうの海外市場では、米政府機関の
閉鎖が続き、長期化が警戒され、3990ドルを試す上昇。その後、ニューヨーク金の
続伸に支援され、堅調に推移。アジア市場ではドル高にもかかわらず、午前中から
4000ドルの大台に迫る勢いだ。ドル高にも引き続き、安全資産として買い意欲が衰
えず、午後になり、一段高となり、4036.55ドルまで暴騰。
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