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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 419.25 422.75 418.50 422.00 + 2.25
2026/03 435.50 438.50 434.75 437.75 + 1.50
2026/05 444.75 447.25 443.50 446.25 + 1.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 276,477 382,482 1,596,361 (+ 16,629)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(10月3日までの週)
生産量:日量107万1000バレル(前週比7万6000バレル増)
在 庫: 2272万バレル(前週比4万4000バレル減)
*米気象庁発表の6−10日予報(10月14日−10月18日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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コーンは小幅反発。終値の前営業日比は0.25〜2.25セント高。中心限月の
12月限は2.25セント高の422セント。
米週間エタノール生産量の増加や、大豆市場の堅調な動きを受けて買い優勢となっ
た。ただ、需要相場期入りしていることや9日には米農務省(USDA)の月例需給の
発表も予定されていることもあって全体的に模様眺めの雰囲気が強く、限られたレンジ
内での高下にとどまった。
12月限は419.25セントで取引を開始。その後は欧州の時間帯を終えるまで
420セントを上値抵抗線とした安もみとなった。米国の時間帯を迎えると地合いを引
き締めて422.75セントの高値に到達。高値を離れた後は420セントを割り込む
と下げ渋り、終盤には再び買い戻されて、この日の高値圏で引けを迎えた。
米エネルギー省が発表した10月3日までの週におけるエタノール生産量は、前週よ
り7万6000バレル増加した107万1000バレルだった。同日時点の在庫は4万
4000バレル減少した2272万バレルだった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトでは引き続き暖かななか散発的な降雨が発生。この雨は10日まで続く
見込みだが、11〜12日は降雨は発生しないだろう。
10月13〜10月16日にかけて中西部の気温は平年を上回り、17日には平年並
が見込まれる。この間は散発的な降雨が続く見通し。
シカゴ小麦は小幅反発。米産地で降雨となり、冬小麦の作付け、生育環境がさらに整
ったことが重石となるなか、一時は今月1日以来の安値となる503.75セントまで
値を落とす動きも見られたが、他農産物の堅調が手掛かりとなって買い戻されてプラス
サイドに浮上して終えた。
12月限は前営業日比0.50セント高の507.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは気温は平年以下〜平年並。プレーンズ中部で降雨が発生。この週末は
プレーンズ全域で散発的な降雨が見込まれる。気温はプレーンズ中部では平年並〜平年
を上回るが、北部では平年以下まで低下。引き続き冬小麦の作付けおよび生育には適度
な土壌水分を維持。
今日の材料
・米コーンベルトでは暖かななか散発的な降雨が発生。
・今週中西部では10日まで散発的な降雨が見られるだろう。
・プレーンズでは雨がちな天気となり、冬小麦の発芽・生育に適度な土壌水分を維持。
・10月3日までの週におけるエタノール生産量は、前週より7万6000バレル
増加した107万1000バレル。
MINKABU PRESS
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