株価指数先物【昼】 売り一巡後は+1σを上回っての推移

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の4万7750円(+0.27%)前後で推移。寄り付きは4万7050円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万7015円)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。現物の寄り付き時には4万6990円をつける場面もみられたが、中盤にかけての切り返しによりプラス圏を回復すると、一時4万7920円まで買われた。その後は再び4万7440円辺りまで下げる動きもあったが、終盤にかけてロングの動きが強まり、4万7800円を挟んでの推移が目立った。

 週明けの米国市場で主要な株価指数が大幅に反発したことで、売り一巡後は押し目待ち狙いのロングが優勢である。ナイトセッションで4万5180円まで急落したこともあって寄り付き後の動向が注目されるなか、ボリンジャーバンドの+1σ(4万7040円)を上回っての推移をみせており、安心感につながる。+2σ(4万8650円)に接近する展開は期待しにくいところだが、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で15.08倍に上昇した。高市トレードのポジションを巻き戻す動きが警戒されていたが、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]は弱含みで推移しているものの、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、レーザーテック<6920>[東証P]は堅調。そのほか、良品計画<7453>[東証P]やファーストリテイリング<9983>[東証P]が買われ、日経平均型を支えている。

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