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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (26/ 1) 1682.5 1713.6 1640.5 1676.5 - 15.3
(26/ 4) 1701.9 1727.9 1658.4 1692.6 - 14.5
パラジウム (25/12) 1537.00 1603.50 1486.00 1589.20 + 58.00
(26/ 3) 1550.50 1616.00 1509.50 1602.80 + 58.00
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 43,093 30,617 89,114 (- 509)
パラジウム 10,145 9,031 21,542 (- 292)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 46,270.46 + 202.88
前日 152.30/32 1.1569/71 ・ナスダック 22,521.70 - 172.91
本日 151.79/81 1.1607/09 ・10年米国債利回り 4.02 - 0.04
・NY原油 (25/11) 58.70 - 0.79 ・SPDR保有金残高 1,018.88 + 1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続伸。前日比はプラチ
ナが14.5〜9.8ドル安、中心限月の1月限が15.3ドル安、パラジウムは
57.90〜60.00ドル高、中心限月の12月限は58.00ドル高。
プラチナ1月限は反落。時間外取引では、米中の貿易摩擦に対する懸念や金堅調を受
けて買い優勢となったが、リスク回避の動きが出ると、上げ一服となった。欧州時間に
入ると、押し目を買われたが、戻りは売られた。日中取引では、米連邦準備理事会(F
RB)の利下げ見通しや金堅調を受けて押し目を買われた。
パラジウム12月限は、利食い売りが出る場面も見られたが、日中取引で買い戻され
て堅調となり、一代高値を更新した。
プラチナ1月限は時間外取引を1648.6〜1713.6ドルのレンジで推移し、
前日比15.0ドル安の1676.8ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、米中の
貿易摩擦に対する懸念や金堅調を受けて買い優勢となったが、リスク回避の動きが出る
と、上げ一服となった。欧州時間に入ると、押し目を買われたが、戻りは売られた。
日中取引では、利食い売りが出て1640.5ドルまで下落した。その後は、米連邦
準備理事会(FRB)の利下げ見通しや金堅調を受けて押し目を買われ、1688.3
ドルまで戻した。
中国商務省は、トランプ米大統領が中国製品への追加関税を表明したことを巡り、米
国は脅しをかけながら中国との交渉を求めることはできないとした。一方、米連邦準備
理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は、年内に開かれるあと2回の連
邦公開市場委員会(FOMC)でそれぞれ利下げが決定されるとの見方を改めて示し
た。
パラジウム12月限は、時間外取引を1486.00〜1581.50ドルのレンジ
で推移し、前日比15.30ドル高の1546.50ドルとなった。12月限は高寄り
したのち、米中の貿易摩擦に対する懸念や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となっ
たが、リスク回避の動きが出ると、上げ一服となった。欧州時間に入ると、押し目を買
われた。
日中取引では、1505.00ドルまで下落したのち、米連邦準備理事会(FRB)
の利下げ見通しや他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。時間外取引の高値を突
破すると、一代高値1603.50ドルを付けた。
13日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比310オンス減の68万
1359オンス、パラジウムは変わらずの18万7100オンス。
今日の材料
・6〜8月の英国のボーナスを除く平均週間賃金は、前年同期比4.7%上昇。5〜7
月の4.8%上昇を下回り、22年5月以降で最も緩やかな伸びとなった。
・10月の独ZEW景気期待指数は39.3と、前月の37.3から上昇したものの、
市場予想の41.0を下回った。ドイツの景気回復が依然として足踏みしていることが
背景。
・国際通貨基金(IMF)は、最新の世界経済見通しを公表した。関税の影響や金融環
境が当初の想定より穏やかだったとして、2025年の世界のGDP(国内総生産)成長
率予想を上方修正した。一方で、米中貿易摩擦が再燃すれば、成長の大幅な減速につな
がる恐れがあると警告した。
・米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は、年内に開かれる
あと2回の連邦公開市場委員会(FOMC)でそれぞれ利下げが決定されるとの見方を
改めて示した。
・グリア米通商代表部(USTR)代表は、中国が11月1日から100%の追加関税
に直面するかどうかは、中国の行動次第という認識を示した。
・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米国の労働市場で採用も解雇も低調
な停滞状態が9月まで続いていたとしながらも、経済全体は「想定より幾分堅調な軌
道」に乗っている可能性があると述べた。
MINKABU PRESS
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