ゴム午前=買い優勢、上海ゴムが日中取引で地合いを引き締める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は買い優勢。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して、夜間取引の上げ
幅を縮小した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことから、買
いがやや優勢となっている。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。

 午前11時44分現在のRSS3号は前営業日比変わらず〜4.3円高。活発限月の
3月限は同4.1円高の312.5円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は28
6枚(夜間取引含む)。

【中国消費者物価は2カ月連続でマイナス】
 日本時間の午前10時30分に中国国家統計局から発表され9月の中国消費者物価指
数は、前年同月比0.3%の低下となった。これで2カ月連続のマイナスとなった。内
訳をみると、食品価格の下落が目立っている。ただ、食品とエネルギーを除くコア指数
は、同1.0%の上昇となり、前月の0.9%上昇から上昇率が上がった。
 同時に発表された9月の生産者物価指数は、同2.3%低下となった。8月の同2.
9%からは下落率が改善した。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが優勢となり、
0.6〜1.5セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて小高い。午前11時10分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比10元高の1万4865元で推移している。

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