[今夜の視点]海外原油=売りが続いた反動で下げ一服か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.14ドル安の56.85ドルで
推移。本日これまでのレンジは56.51〜57.09ドル。
 今晩の海外原油は下げ一服か。先週末から下げが続いた反動が現れるだろう。1バレ
ル=60ドル割れの水準は原油を生産する米石油企業にとって不快な水準であり、下値
探りの流れはそろそろ一巡すると思われる。
 ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスは相場の低迷を気にかけずに増産を続ける
構えであるほか、米中貿易戦争を背景とした景気悪化懸念は相場の戻りを抑制するだろ
う。下げ一服となる可能性はあるが、反発を狙って流れに歯向かう場面ではなさそう
だ。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 消費者物価指数 2025年9月確報(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 住宅着工・許可件数 2025年9月(商務省)
【経済】21:30 輸出入物価指数 2025年9月(労働省)
【経済】22:15 鉱工業生産・設備稼働率 2025年9月(FRB)
【経済】10/18 05:00 対米証券投資 2025年8月(財務省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【商品】10/18 04:30 建玉明細報告(CFTC)
※米政府機関閉鎖により、民間以外の米経済指標は発表が見送られる見通し。
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