●週間見通し穀物、下値固めるも410セント水準で売買=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のトウモロコシ相場は410セント水準で下げ意一服となった後、420セント
台前半まで切り返す展開になった。ハーベスト・プレッシャーの強さ、さらに大豆相場
の上値の重さを受けて、約1ヵ月半ぶりの安値を更新した。しかし、その後は農家の売
り渋りに下値を支えられ、420セント水準まで切り返している。農家が安値で在庫売
却を急がない姿勢を見せたことで、安値限界が意識された。大豆は米中対立激化に上値
を圧迫されたが、10日にトランプ米大統領が米中協議に楽観的な見方を示すと下値を
支えられた。1000セント台前半で売買が交錯した。
 今週の穀物相場は方向性を欠きやすい。トウモロコシ相場は、410セント水準は現
物相場が拒否しており、当面の安値を確認した格好になる。一方で、値上がりが進めば
農家売りが再開されることになり、先高観の形成までは難しい。ハーベスト・プレッシ
ャーの上値圧迫も続く。大豆相場は、米中首脳会談への期待が再浮上したことで、
1,030セント水準まで切り返す可能性がある。ただし、実際に米中間の大豆貿易が正常
化するのかは不透明感があり、反発力は限られよう。
 予想レンジは、トウモロコシが415〜430セント、大豆が1000〜1050セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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