前週は50ドル台後半で上値の重い展開になった。需給緩和見通しの織り込みが続 き、60ドルの節目を完全に割り込んだ後の軟調地合が続いた。米中対立の激化が警戒 されたことで、需給緩和見通しが強化されている。国際エネルギー機関(IEA)月報 では、改めて供給過剰見通しを示している。原油在庫の積み増しも通しも再確認されて おり、売り安心感が強まった。ロシア産の供給不安もあったが、戻り売り優勢の地合が 維持されている。 今週も戻り売り優勢の展開が続き、年初来安値更新を打診する見通し。米中通商環境 の改善期待が浮上していることはポジティブだが、それを考慮に入れても供給過剰見通 しに修正を迫ることは難しい。マクロ需給要因に基づく売り圧力が維持される見通しで あり、4月の年初来安値55.12ドル割れを打診する見通し。引き続き供給サイドの リスクから突発的な上昇の可能性は想定しておく必要があるものの、持続的な上昇地合 に発展する可能性は低い。 予想レンジは54.00〜59.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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