株価指数先物【昼】 高市トレードが日経平均型を牽引

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比680円高の4万9350円(+1.39%)前後で推移。寄り付きは4万9130円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万8995円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後につけた4万9010円を安値にロング優勢の動きが強まり、終盤にかけて4万9410円まで上げ幅を広げる場面もみられた。これにより、前日の下落部分を完全に埋めている。

 米国市場でハイテク株が買われたほか、取引終了後に決算を発表したインテルが時間外取引で大きく買われていることが支援材料になった。また、午後に高市首相の所信表明演説を控えるなか、高市トレードが再び強まっており、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]などが日経平均型を押し上げている。

 ボリンジャーバンドの+1σ(4万8630円)が支持線として機能する形でのリバウンドにより、節目の4万9500円を捉えてくるようだと、+2σ(5万0320円)が意識されてきそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で15.05倍に上昇し、前日に割り込んだ+1σ(15.03倍)を上回ってきている。同バンドを明確に上抜けてくるようだと、NTロングに振れやすくなる可能性があるだろう。

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