石油午前=下落、主要産油国は生産枠を引き続き引き上げへ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要産油国会合で生産枠
がさらに引き上げられる見通しであることが重し。次回のオンライン会合は11月2日
に予定されている。米国の制裁でロシア産原油のスポット価格が圧迫されて、相場全体
が押し下げられていることも圧迫要因。円相場は1ドル=151円後半で円買い・ドル
売りがやや優勢。時間外取引でニューヨーク原油は小幅高。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は下げは一服。夜間取引の値幅内を維持し
つつ、動意は限定的。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が840〜
260円安。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が263枚。
【AIで生産性が倍増も】
 サウジアラムコのアミン・ナセルCEOは、AIとデジタル化により一つの坑井から
の生産量を最大2倍まで増やすことが可能であるとの認識を示した。また、米国のロシ
ア制裁の影響は評価している最中であると述べた。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.18ドル高の60.33ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは60.13〜60.37ドル。
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