アジア株 豪州株8週間ぶり大幅安、11月利下げ期待ほぼ消滅 コアCPI目標範囲上限に到達 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 26346.14(休場) 中国上海総合指数 4002.83(+14.61 +0.37%) 台湾加権指数 28290.81(+341.70 +1.22%) 韓国総合株価指数 4036.97(+26.56 +0.66%) 豪ASX200指数 8926.80(-85.70 -0.95%) インドSENSEX30種 84752.75(+124.59 +0.15%) アジア株は豪州を除いて上昇。香港市場は重陽節のため休場、あす取引を再開する。 30日の米中首脳会談への期待は高まっているものの、依然として警戒感は残る。 トランプ米大統領は中国がフェンタニル問題で協力してくれると確信しているため、フェンタニル関税を引き下げる見通しだと述べた。ただ一方で、台湾問題について話し合うかはわからないとしている。中国習近平国家主席の最優先課題は台湾問題でトランプ氏に「米国は台湾独立に反対する」との正式表明を迫る方針。 豪州株は0.95%安、8週間ぶりの大幅安。金融やハイテクを中心に幅広い銘柄が下落している。 豪州の第3四半期の消費者物価指数は前年比+3.2%と前回の+2.1%から伸びが加速し、豪中銀目標範囲1-3%の上限を突破、2024年第2四半期以来の高水準となった。豪中銀が注視する刈込平均も前年比+3.0%と目標範囲上限に達した。月次ベースでは9月に+3.5%と昨年7月以来の大幅な伸びとなった。 豪中銀は前回の会合でインフレが第3四半期に予想よりも高くなる可能性を警告していたこともあり、11月利下げは期待できないようだ。 韓国株は史上最高値をつけている、米銀の強気な見通しが好感されている。 米JPモルガンは12カ月後のKOSPI目標を5000ポイントに引き上げた、強気シナリオは6000ポイントまでの上昇を予想している。JPモルガンは投資家に下落局面で押し目買いを勧めている。 SKハイニックスは5%超高。第3四半期決算の純利益が12.6兆ウォンと四半期として過去最高となった。市場予想の8.5兆ウォンも上回った。
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