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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 431.25 435.00 430.00 434.00 + 2.00
2026/03 445.50 447.75 443.00 446.75 + 0.75
2026/05 454.00 455.75 451.75 455.00 0.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 473,614 693,484 1,637,907 (- 11,525)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(10月24日までの週)
生産量:日量109万1000バレル(前週比 2万1000バレル減)
在 庫: 2191万9000バレル(前週比44万8000バレル増)
*米気象庁発表の6−10日予報(11月4日−11月8日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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コーンは小幅まちまち。期近の主要限月は小幅続伸、他は反落。終値の前営業日比は
1.75セント安〜2.00セント高。中心限月の12月限は2.00セント高の43
4セント。
続伸となった前日の流れを引き継いで買い優勢となった。一方で米週間エタノール生
産量は減少しながらも在庫が増加したことでエタノール需要の弱さが窺われたうえ、米
産地の供給増が弱材料視され、期中以降の限月は売り優勢となった。
12月限は431.25セントで取引を開始。序盤に430セントの安値を付けた
ものの、その後は欧州の時間帯を終えるまで概ね430.25〜431.75セントの
限られたレンジを中心に高下した。米国の時間帯を迎えると地合いを引き締めて引け間
際には435セントの高値を記録。高値に近い水準を維持したまま引けを迎えた。
米エネルギー省が発表した10月24日までの週におけるエタノール生産量は、前週
より2万1000バレル減少した109万1000バレルだった。同日時点の在庫は
44万8000バレル増加した2236万7000バレルだった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトでは散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。11月2日
までは30日を除き雨がちな天気が続くだろう。この間の気温は11月1日までは平年
以下〜平年並だが、11月2日は平年以下〜平年並となる地域も見られるもよう。11
月3日〜7日の期間も雨がちな天気が続く見通し。この間の気温は平年並〜平年を上回
る見込み。
シカゴ小麦は小幅まちまち。他農産物と同様、30日に開催される米中首脳会談で
大豆取引が主な議題になっていることが強気材料視された。ただ、米産地では雨がちな
天気が見込まれ、冬小麦の生育に適した環境が続いていることが重石となり、期中以降
は売り優勢となった。
12月限は前営業日比3.25セント高の532.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは概ね降雨は発生しておらず、気温は平年以下〜平年並となった。今週
は31日まで雨がちな天気が続くが11月1〜2日は降雨は発生しないだろう。一方の
気温は31日までは平年以下〜平年並だが、11月1〜2日は平年並〜平年を上回る見
通し。
今日の材料
・米コーンベルトでは散発的な降雨が発生。
・米中西部では11月2日までは30日を除き雨がちな天気が続く。
・プレーンズでは今月31日まで冬小麦にとっての慈雨が続く見込み。
・米国の10月24日までの週におけるエタノール生産量は、前週より2万1000
バレル減少した109万1000バレル。
MINKABU PRESS
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