[今夜の視点]金・銀=米中通商合意で買い戻される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、、米連邦公開市場委員会
(FOMC)の利下げ見通しが支援要因になったが、米FOMC後はドル高を受けて
上げ一服となった。アジア市場では、押し目を買われ、3962ドル台まで上昇したの
ち、上げ一服となった。午後に入ると、米中通商合意を受けて買い戻し主導で3980
ドル台まで上昇した。
 米中の貿易摩擦に対する懸念が圧迫要因だったが、通商合意で買い戻す動きに転じ
た。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げでドル安が再開するようなら、金の支
援要因になるとみられる。次は米政府機関閉鎖の解除がいつになるかが焦点である。今
夜は欧州中央銀行(ECB)理事会がある。
<今夜の予定>
・ユーロ圏域内総生産 2025年7-9月期速報(EUROSTAT)
・ユーロ圏雇用統計 2025年9月(EUROSTAT)
・理事会結果公表(ECB)
・米国内総生産 2025年7-9月期速報値(商務省)、発表延期見通し
・米新規失業保険申請件数(労働省)、発表延期見通し
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