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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 1)  1586.3     1618.6      1567.5      1614.3    + 13.5
         (26/ 4)  1602.3    1634.1      1584.0      1630.2    + 15.1
 パラジウム  (25/12)  1416.00    1482.50     1412.00     1473.20   + 27.70
         (26/ 3)  1440.00    1500.50     1436.00     1493.20   + 29.30
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          23,963         24,535        79,143       (+    837)
 パラジウム          5,785          4,987        19,734       (+    154)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          47,522.12  - 109.88
     前日  152.72/74   1.1600/02   ・ナスダック         23,581.14  - 377.33
     本日  154.12/14   1.1567/68   ・10年米国債利回り      4.09  +   0.04
・NY原油  (25/12)   60.57 + 0.09  ・SPDR保有金残高  1,036.05  -   2.87
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが13.5〜17.7ドル
高、中心限月の1月限が13.5ドル高、パラジウムは27.70〜31.30ドル
高、中心限月の12月限は27.70ドル高。
 プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、金軟調につれ安となったが、米中の通商合
意を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買い戻されたが、ドル安一服に上値
を抑えられた。日中取引では、戻り売り圧力が強まったが、ドル安や金堅調を受けて地
合いを引き締めた。
 パラジウム12月限は米中の通商合意や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となっ
た。
 プラチナ1月限は時間外取引を1573.7〜1617.8ドルのレンジで推移し、
前日比14.1ドル安の1586.7ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、金軟調
につれ安となったが、米中の通商合意を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、
買い戻されたが、ドル安一服に上値を抑えられた。
 日中取引では、戻り売り圧力が強まり、1567.5ドルまで下落した。その後は、
ドル安や金堅調を受けて地合いを引き締め、1618.6ドルまで上昇した。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で「12月会合での利下げ決定は既
定路線ではない」と述べ、ドル高に振れたが、米中の通商合意を受けて金主導で上昇し
た。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会で、金利据え置きが決定された。
 パラジウム12月限は、時間外取引を1412.00〜1466.50ドルのレンジ
で推移し、前日比3.00ドル安の1442.50ドルとなった。12月限は安寄りし
たのち、他の貴金属の軟調が圧迫要因になったが、米中の通商合意を受けて押し目を買
われた。欧州時間に入ると、上値を伸ばした。
 日中取引では、戻りを売られ、1417.00ドルまで下落した。その後は、ドル安
や他の貴金属の堅調を受けて地合いを引き締めると、1482.50ドルまで上昇し
た。
 29日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比2万1829オンス減の
64万4413オンス、パラジウムは変わらずの18万1822オンス。
今日の材料
・トランプ米大統領は、中国が米国産大豆の購入を再開し、レアアース(希土類)の輸
出を継続するほか、合成麻薬フェンタニルの違法取引を取り締まることを条件に対中関
税を10%引き下げ、47%にすることで合意したと明らかにした。
・第3四半期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増となり、予
想の0.1%増を上回った。前年比では1.3%増で、予想の1.2%増を上回った。
・10月の独消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)
で前年比2.3%上昇した。前月の2.4%上昇から伸びは鈍化した。
・ベセント米財務長官は、中国企業に対する「エンティティーリスト」輸出規制を1年
間停止すると発表した。
・ベセント米財務長官は、中国が米中貿易合意の一環として、来年1月までに1200
万トンの米国産大豆を購入することに合意したと明らかにした。
・欧州中央銀行(ECB)理事会で、主要政策金利である中銀預金金利を3会合連続で
2%に据え置いた。ECBは貿易の混乱という逆風に直面しつつも、低インフレで安定
的な成長という良好な環境にあると指摘した。
MINKABU PRESS
			 
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