石油午前=堅調も、主要産油国の会合控えて上値は限定的

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。海外原油が安値から切り返して引けたことや、昨日の日銀金融
政策決定会合後の円安が支え。ただ、東京時間帯の円相場は円買いが優勢となっている
ほか、週末に石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国会合を控えて国内市場の
上値は限定的。主要産油国は日量13万7000バレルの生産枠引き上げを続ける見通
し。時間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は堅調。ただ、夜間取引の高値から押し戻
された後の動意は鈍い。
 午前10時53分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
50〜320円高。
 午前10時53分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が548枚。
【中国製造業PMIは50割れが続く】
 中国統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0まで
低下した。4月以降は景気判断の分岐点である50割れでの推移が続いている。米中首
脳会談を受けても、双方は敵対的な関税をほぼ維持しており、製造業に対する逆風は続
く見通し。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.26ドル安の60.31ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは60.18〜60.39ドル。
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