アジア株 韓国株大幅安、インフレ加速で利下げ期待消滅 豪州株5週間ぶり安値圏 東京時間11:06現在 香港ハンセン指数 26200.56(+42.20 +0.16%) 中国上海総合指数 3980.92(+4.40 +0.11%) 台湾加権指数 28464.01(+129.42 +0.46%) 韓国総合株価指数 4154.87(-67.00 -1.59%) 豪ASX200指数 8827.90(-66.89 -0.75%) アジア株はまちまち、米経済成長懸念の一方で米ハイテク株高が好感されている。 10月の米ISM製造業景況指数が前回から縮小し、8カ月連続で好不況の分かれ目である50を割り込んだことで米経済成長懸念が広がっている。シカゴ連銀総裁が労働市場よりもインフレの方を懸念していると発言したことで米積極利下げ期待も後退。 韓国株は大幅下落、韓国中銀の11月利下げ期待がほぼ消滅。 韓国10月の消費者物価指数は前年比+2.4%と前回の+2.1%から伸びが加速、市場予想の+2.2%も上回ったことで利下げサイクルを一時停止する可能性が高まっている。コアインフレは+2.2%と中銀目標を上回った。韓国の第3四半期GDPも予想以上に伸びが加速、現金給付など消費促進措置を受け個人消費が好調だった。 豪州株は下落、約5週間ぶり安値圏。豪中銀の11月利下げ期待が消滅。 先週発表された第3四半期の消費者物価指数が予想を上回る伸びとなり、中銀目標範囲の上限に到達したことで利下げ休止観測が高まった。きょうの豪中銀理事会でブロック総裁がタカ派姿勢を強調する可能性がある。豪州株は先月下旬に史上最高値をつけたこともあり、タカ派姿勢強調ならいっきに調整売りが広がる恐れも。
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