ＮＹプラチナ市況＝反発、ドル高一服や金堅調で

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　　　　　　　　　　　 始　値　　 高　値　　　安　値　　　帳入値　　 前日比
 プラチナ　  (26/ 1)  1539.8     1570.3      1522.0      1562.6    + 11.9
   　　　　  (26/ 4)  1553.5 　  1585.1      1540.0      1578.7    + 11.4
 パラジウム  (25/12)  1417.00    1455.50     1387.00     1450.10   + 29.60
   　　　　  (26/ 3)  1418.50    1469.50     1408.50     1467.30   + 29.50
　　　　　　　　　　　推定出来高　　前日出来高　　前日取組高　　  (前々日比)
　プラチナ　　　　      18,239         18,626        78,849       (+    368)
　パラジウム　　　       5,811          5,966        19,711       (+    248)
　注：４本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・ＮＹ為替　　　円　　　　ユーロ　　・ＮＹダウ　         47,311.00  + 225.76
     前日  153.64/66   1.1481/83   ・ナスダック         23,499.80  + 151.16
     本日  154.12/14   1.1487/89   ・１０年米国債利回り      4.16  +   0.08
・ＮＹ原油  (25/12)   59.60 - 0.96  ・ＳＰＤＲ保有金残高  1,038.63  -   3.15
注：SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時（日
本時間の翌日の午前8時）に更新予定。
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　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は反発。前日比はプラチナが１０．０〜１２．２ドル
高、中心限月の１月限が１１．９ドル高、パラジウムは２１．４０〜２９．８０ドル
高、中心限月の１２月限は２９．６０ドル高。
　プラチナ１月限は反発。時間外取引では、売り優勢で始まったのち、ドル高一服や金
堅調を受けて地合いを引き締めた。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引で
は、押し目を買われたことや金堅調を受けて上値を伸ばした。
　パラジウム１２月限はドル安一服や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。
　プラチナ１月限は時間外取引を１５２２．０〜１５５１．９ドルのレンジで推移し、
前日比１５．９ドル安の１５３４．８ドルとなった。１月限は安寄りしたのち、手じま
い売りが出たが、ドル高一服や金堅調を受けて地合いを引き締めた。欧州時間に入る
と、戻りを売られた。
　日中取引では、押し目を買われたことや金堅調を受けて買い優勢となった。時間外取
引の高値を突破すると、買い戻し主導で上値を伸ばした。その後は、ドル安一服に上値
を抑えられたが、１５４７．８ドルで押し目を買われると、１５７０．３ドルまで上昇
した。
　金に安値拾いの買いが入ったことにつれ高となった。一方、１０月の全米雇用報告に
よると、民間雇用者数は大幅に回復し、４万２０００人増となった。市場予想は２万
８０００人増だった。米ＩＳＭ非製造業総合指数は５２．４と、８カ月ぶりの高水準を
付けた。新規受注の堅調な増加を背景に前月の５０．０から上昇した。市場予想は
５０．８。
　パラジウム１２月限は、時間外取引を１３８７．００〜１４３２．００ドルのレンジ
で推移し、前日比０．５ドル高の１４２１．００ドルとなった。１２月限は安寄りした
のち、手じまい売りが出たが、ドル高一服や他の貴金属の堅調を受けて地合いを引き締
めた。欧州時間に入ると、上げ一服となった。
　日中取引では、他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。時間外取引の高値を突
破し、１４５５．５０ドルまで上昇した。
　４日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比１４５２オンス増の６６万
４９４０オンス、パラジウムは変わらずの１７万７４９５オンス。
今日の材料
・１０月のＨＣＯＢユーロ圏総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値は５２．５と、
２０２３年５月以来の高水準となった。サービス部門の活動加速と需要環境の改善を背
景に、拡大と縮小の分かれ目となる５０を１０カ月連続で上回った。
・９月の独鉱工業受注は前月比１．１％増と、予想を上回った。自動車と電気機器の受
注が増加した。市場予想は１％増だった。
・ロシアのプーチン大統領は、核兵器実験の可能性に関する提案を起草するよう政府高
官に指示した。
・ベルギー政府は、首都ブリュッセルなど空港が４日にドローン（無人機）の目撃情報
を受けて一時閉鎖された事態を受け、主要閣僚と治安当局トップによる緊急会合を開
き、対応を協議した。
・１０月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は大幅に回復し４万２０００人増とな
った。市場予想は２万８０００人増だった。９月は３万２０００人減から２万９０００
人減に上方修正された。
・１０月の米ＩＳＭ非製造業総合指数は５２．４と、８カ月ぶりの高水準を付けた。新
規受注の堅調な増加を背景に前月の５０．０から上昇した。市場予想は５０．８。ただ
雇用は低調で、関税措置に起因する経済の不確実性を背景に労働市場が低迷しているこ
とを示唆した。
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のミラン理事は、ＦＲＢの現行政策は過度に引き締め的
で、景気にリスクをもたらしているとの見方を改めて示した。
・米国は、カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地で、核弾頭を搭載できる大陸
間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）「ミニットマン３」の発射実験を実施した。
・米連邦最高裁は、 トランプ大統領が１９７７年の国際緊急経済権限法（ＩＥＥＰ
Ａ）に基づき日本を含む世界各国に課した関税措置の合憲性を問う訴訟を巡り、 口頭
弁論を開始した。
MINKABU PRESS

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