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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 1,106.25 1,120.25 1,106.25 1,119.75 +11.50
2026/01 1,120.00 1,137.00 1,116.25 1,134.25 +12.75
2026/03 1,126.00 1,144.25 1,123.25 1,142.00 +14.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 293,390 301,984 882,696 (+ 15,948)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月11日−11月15日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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大豆は期近から大幅反発。終値の前営業日比は5.75〜14.25セント高。中心
限月の1月限は12.75セント高の1134.25セント。
米中首脳会談を受けて中国が11月10日から米国産農産物に対する関税の一部を
取り消すと発表したことが買い支援要因となった。前日に大きく値を落とした反動もあ
って買い戻す動きが活発化し2ケタの上げ幅を記録する限月が目立った。
期近1月限は1120セントで取引を開始。直後に1116.25セントの安値を付
けたがすぐに浮上し1130セント台を付けた。欧州の時間帯後半にかけて1130
セントを前後するもちあとなった後に1122セント台まで値を落とす動きが見られた
が、すぐに持ち直し、米国の時間帯の後半は1129セントを下値支持線とする高もみ
になった。終盤に1137セントの高値を付けた後に上げ幅を縮小したが2ケタの上げ
幅を維持して終えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトでは散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。11月2日
までは30日を除き雨がちな天気が続くだろう。この間の気温は11月1日までは平年
以下〜平年並だが、11月2日は平年以下〜平年並となる地域も見られるもよう。11
月3日〜7日の期間も雨がちな天気が続く見通し。この間の気温は平年並〜平年を上回
る見込み。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地では前線が停滞し中部を中心に降雨が発生。この降雨は今週を通して降
り続くだろう。これまでブラジル産地では乾燥が懸念されていたが、この雨により土壌
水分の回復が見込まれ、生育初期段階を迎えている大豆などの穀物にとっての慈雨にな
るだろう。
アルゼンチン産地ではコーンなどの夏穀物にとって土壌水分は良好な状態を維持して
いる。今後は雨がちな天気が見込まれ、土壌水分も増加していく見通しとなっている。
この雨を受けて小麦は良好な状態を維持しているが多湿による疾病の発生が警戒され
る。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは低気圧は来週にかけて北上する見通し。低気圧の移動に伴い乾燥した
天気が広がる見通しだが、すぐに次の前線が到来することが見込まれる。地域による
気温差が激しい状態になると同時に強風の発生も見込まれる。天気に恵まれ、収穫など
の農作業が進展するだろう。
大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の堅調に追随高となった。大豆粕の12月限
は中国の需要増期待から上げ幅が大きくなり前日の下落を相殺して今月3日に付けた高
値に迫る325.1ドルを記録した後、高値圏を維持したまま終了。
大豆粕12月限は前日比7.40ドル高の324.80ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では前線が停滞し中部を中心に降雨が発生。
・今週は乾燥が懸念されていたブラジル産地にとって慈雨が続く見通し。
・アルゼンチンではコーンなどの夏穀物にとって土壌水分は良好な状態を維持。
MINKABU PRESS
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