アジア株は反発、バーリ氏AI空売り騒動落ち着く 韓国株上値重い、外国ファンドが大量売却 東京時間11:10現在 香港ハンセン指数 26162.13(+226.72 +0.87%) 中国上海総合指数 3987.14(+17.89 +0.45%) 台湾加権指数 27948.94(+231.88 +0.84%) 韓国総合株価指数 4015.31(+10.89 +0.27%) 豪ASX200指数 8807.80(+5.85 +0.07%) アジア株は総じて上昇、前日の米株反発を受け買い戻されている。 「世紀の空売り」で知られるバーリ氏の米AI株空売り騒動は結局、押し目買いの場を投資家に提供しただけだったようだ。ただ、エヌビディアとパランティアはきのうも下落して取引を終えており依然として警戒感は残っている。時間外で米株は軟調。 米中緊張緩和も買い安心感につながっている。 トランプ米大統領が対中合成麻薬関税を10日から10%引き下げる大統領令に署名し、中国政府も正式に10日から対米24%関税の1年間停止を発表した。 韓国株は上昇も一時マイナス圏に転じる場面があった。 外国ファンドは5日、韓国株を総額18億5000万ドル相当を売却したという。これは2021年8月半ば以降で最大規模。連日史上最高値を更新したことや、予想上回る経済成長とインフレ加速を受け11月利下げ期待が後退していること、バーリ氏報告による米ハイテク株安をきっかけに海外勢が利益確定しているもよう。きょうは買い戻しが優勢だが上値は重い、取引終盤にかけ再びマイナスに転じる可能性がある。 香港株は反発。SMICやアリババ、美団、JDドットコム、レノボ、シャオミ、快手科技などハイテク関連が総じて上昇している。
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