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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (26/ 1) 1564.8 1587.2 1513.2 1537.6 - 25.0
(26/ 4) 1577.6 1601.3 1529.7 1551.1 - 27.6
パラジウム (25/12) 1447.00 1462.50 1375.50 1394.90 - 55.20
(26/ 3) 1452.00 1475.50 1393.50 1413.00 - 54.30
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 27,013 18,727 78,927 (+ 78)
パラジウム 7,698 5,930 19,887 (+ 176)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 46,912.30 - 398.70
前日 154.12/14 1.1487/89 ・ナスダック 23,053.99 - 445.81
本日 153.01/03 1.1547/49 ・10年米国債利回り 4.09 - 0.06
・NY原油 (25/12) 59.43 - 0.17 ・SPDR保有金残高 1,038.63 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが37.7〜24.8ドル
安、中心限月の1月限が25.0ドル安、パラジウムは55.80〜54.30ドル
安、中心限月の12月限は55.20ドル安。
プラチナ1月限は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測
後退や金軟調が圧迫要因になったが、金に押し目買いが入ったことを受けて地合いを引
き締めた。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服となった。日中取引では、リス
ク回避の動きや金軟調を受けて売り優勢となった。
パラジウム12月限はリスク回避の動きや他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となっ
た。
プラチナ1月限は時間外取引を1549.5〜1587.2ドルのレンジで推移し、
前日比9.1ドル高の1565.2ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、米連邦準
備理事会(FRB)の利下げ観測後退や金軟調が圧迫要因になったが、金に押し目買い
が入ったことを受けて地合いを引き締めた。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一
服となった。
日中取引では、リスク回避の動きや金軟調を受けて売り優勢となった。時間外取引の
安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが出て1513.2ドルまで下落した。売り
一巡後は買い戻されて下げ一服となった。
金に安値拾いの買いが下支えになったが、株安に加え、他の商品市場の下落でリスク
回避の動きが出たことが圧迫要因になった。また米金融当局者の利下げに慎重な発言も
下げ要因となった。
パラジウム12月限は、時間外取引を1422.50〜1462.50ドルのレンジ
で推移し、前日比23.1ドル安の1427.00ドルとなった。12月限は安寄りし
たのち、手じまい売りが出たが、他の貴金属の押し目を買われたことを受けて地合いを
引き締めた。欧州時間に入ると、戻りを売られた。
日中取引では、リスク回避の動きや他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。前
日の安値を割り込み、1375.50ドルまで下落した。
5日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比4335オンス減の66万
0605オンス、パラジウムは変わらずの17万7495オンス。
今日の材料
・欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、現在の金利水準に満足しており、イ
ンフレ率が目標の2%を下回っても、一時的だと考えられるとの見解を示した。
・9月のユーロ圏の小売売上高は前月比0.1%減と、市場予想の0.2%増に反して
減少した。消費主導の景気回復への期待に疑問を投げかけた。
・再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国で
10月に発表された人員削減数は前月比183%増の15万3074人となり、10月
として22年ぶりの高水準を記録した。
・イングランド銀行(英中央銀行)は、総合インフレ率が依然として高いことから、政
策金利を4.0%に据え置いた。据え置きは2会合連続。
・英イングランド銀行(BOE)のベイリー総裁は、人工知能(AI)技術が大幅な生
産性向上をもたらすと予想される一方で、AIバブルが市場で起きる可能性があるとの
見方を示した。
・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、連邦政府機関の一部閉鎖で経済指標の発表
が滞り、インフレに関する公的統計が得られない状況の中で、自身は追加利下げに慎重
な姿勢を一段と強めていると述べた。
・米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、米国のインフレ率が高止まりしている
ことを踏まえ、連邦準備理事会(FRB)は追加利下げを実施するべきではないとの考
えを示した。
・米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会(FRB)は独立性を維
持しているため、短期的な政治的帰結に左右されずにインフレを抑制できるとし、FR
Bの独立性は米経済だけでなく世界経済にとって極めて重要になっているとの考えを改
めて示した。
MINKABU PRESS
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