NYプラチナ市況=反発、プラチナは終値で前日の下げを取り戻すには至らず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 1)  1540.0     1569.0      1528.0      1549.1    + 11.5
         (26/ 4)  1552.0    1581.8      1548.7      1563.8    + 12.7
 パラジウム  (25/12)  1395.50    1420.50     1380.00     1403.20   + 8.30
         (26/ 3)  1403.50    1436.50     1402.50     1421.60   + 8.60
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          27,013         27,372        79,214       (+    287)
 パラジウム          7,698          7,810        20,532       (+    645)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          46,987.10  +  74.80
     前日  153.01/03   1.1547/49   ・ナスダック         23,004.54  -  49.45
     本日  153.42/44   1.1565/67   ・10年米国債利回り      4.10  +   0.01
・NY原油  (25/12)   59.75 +0.32   ・SPDR保有金残高  1,040.35  +   1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナは11.0〜16.2ドル
高、パラジウムは8.30〜9.50ドル高。
 プラチナ1月限は反発。時間外取引では、金、銀の上昇につれ高となり、一時20ド
ル超の上昇となった。欧州時間に入り、幾分、上げ幅を縮小も18ドル超の上げ幅を維
持して推移。日中取引では、金の伸び悩み、米国株が景気不安から軟調に推移が警戒さ
れ、上げ幅を縮小。前日の高値1587.2ドルには届かず、テクニカル面からの上値
の重さも売りを招いた。中盤に買い拾われ、買い優勢となったが、終値で前日の下げ幅
を取り戻すには至らず。
 パラジウム12月限は反発。時間外取引は反発して推移後に戻り売り優勢となり、小
安く推移。日中取引では買い優勢となった。前日、大幅安となった反動から買いが優勢
となり、20ドル超の上昇まで上げ幅を拡大した。ただし他の貴金属が上げ幅を縮小し
たこともあり、帳入値は大幅に上げ幅を縮小し、前日の大幅安に対する修正高にとどま
った。
今日の材料
・7日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反落、10.20ポイント安の3997.56ポイント。
・欧州株は軒並み下落。
・米労働省の10月の米雇用統計は米政府閉鎖のため未発表。
・11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
 結果 50.3予想 53.1 前回 53.6
・ドルは下落。ドル円は1ドル=153円台前半〜半ばで推移。ユーロドルは1ユーロ=
 1.1591ドルまで上昇し、10月30日以来の高値を更新。
・米国株は前半から中盤はニューヨークダウ、ナスダックス指数とも軟調に推移。終盤
 にニューヨークダウが反転。ナスダックス指数は下げ幅を縮小。
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