アジア株 韓国株は大幅高、配当所得の最高税率引き下げへ 中国でインフルエンザ蔓延

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 韓国株は大幅高、配当所得の最高税率引き下げへ 中国でインフルエンザ蔓延

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   26432.86(+191.03 +0.73%)
中国上海総合指数  3996.26(-1.29 -0.03%)
台湾加権指数     27913.31(+261.90 +0.95%)
韓国総合株価指数  4085.33(+131.57 +3.33%)
豪ASX200指数    8833.90(+64.25 +0.73%)
インドSENSEX30種  83555.19(+338.91 +0.41%)

アジア株は軒並み上昇。

11月の第4木曜日の感謝祭を控え、近日中にも米政府閉鎖が解除されるとの期待が高まっている。

米上院が政府閉鎖解除に向けた法案を可決した、このあと下院へ送付される。閉鎖解除は早くとも12日になる見通しだが、ジェフリーズ民主党院内総務は下院で共和党法案に反対する、民主党は共和党と闘うと表明しており、依然として懸念は残ったままだ。上院を通過しても下院の承認が必要となる。

無事に政府閉鎖解除されたあとは雇用統計や消費者物価指数、GDP、PCE価格指数など大量の米経済データに見舞われるだろう。大量の統計を受け金融市場に混乱が生じる可能性がある。

週明け韓国株は大幅高、配当所得の最高税率引き下げが好感されている。韓国政府は国内株式市場を活性化させるための幅広い取り組みの一環として、配当所得に対する最高税率を35%から25%に引き下げると発表した。株取引活性化期待から、シンヨン証券やキウム証券、SK証券、サムスン証券など証券株が大幅高となっている。

上海株は前営業日比変わらず。先週末に発表された中国10月の消費者物価指数は予想に反して上昇した、大型連休中の消費支出が寄与した。そのためCPI上昇は一時的との見方が多い。

中国でインフルエンザが蔓延、ほとんどの省で流行期に入ったとの報告を受け、華藍生物ワクチンや江蘇GDKバイオテクノロジーなどワクチンメーカーの株価が急騰している。北京同仁堂や上海医薬集団、江蘇康縁薬業、康美薬業など医療品も総じて上昇している。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。