アジア株 米政府閉鎖解除は織り込み済み、次第に大量の米経済データに警戒感 東京時間11:10現在 香港ハンセン指数 26686.30(+37.24 +0.14%) 中国上海総合指数 4013.72(-4.88 -0.12%) 台湾加権指数 27994.68(+125.17 +0.45%) 韓国総合株価指数 4149.66(+76.42 +1.88%) 豪ASX200指数 8828.20(-7.68 -0.09%) アジア株はまちまち。 米政府閉鎖が近く解除されるとの期待が高まっているが、解除後は雇用統計や消費者物価指数、GDP速報値など大量の米重要統計が発表され、金融市場は混乱に陥る恐れがある。マーケットは閉鎖解除をすでに織り込み、次第に大量の米経済統計に対する警戒を強めているようだ。 中国では「独身の日」大規模セール実施による消費回復期待が広がっている。以前は11月11日の1日限りのセールだったが、今年は最長で5週間続くという。ただ、10月の大型連休中の旅行消費支出が期待外れに終わったことから、独身の日セールの売上もあまり期待できないか。消費者は節約志向を強めているため生活に必要なものだけを買い、贅沢品を避けている。 韓国株は大幅続伸。前日の米株式市場でパランティアとエヌビディアが大幅上昇したことや、配当課税に対する最高税率引き下げが好感されている。 韓国政府は国内株式市場を活性化させるための幅広い取り組みの一環として、配当所得に対する最高税率を35%から25%に引き下げると発表した。サムスン電子やSKハイニックス、LG電子などハイテク関連が総じて上昇。SK証券や大信証券など証券株も軒並み上昇している。 台湾市場でもハイテク関連が上昇している。TSMCは1.1%高。10月売上高の伸びが鈍化したものの米ハイテク株高を受け上昇。TSMCの10月売上高は3674億7000万台湾ドルと昨年2月以来最も低い伸びだった。
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