アジア株 まちまち、上海株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:55現在
香港ハンセン指数   26696.41(+47.35 +0.18%)
中国上海総合指数  4002.76(-15.84 -0.39%)
台湾加権指数     27784.95(-84.56 -0.30%)
韓国総合株価指数  4106.39(+33.15 +0.81%)
豪ASX200指数    8818.79(-17.09 -0.19%)
インドSENSEX30種  83748.19(+212.84 +0.25%)

 11日のアジア株は、まちまち。米政府機関の一部閉鎖解除期待は材料としていったん織り込まれたとみられ、アジア株は一部の市場で売り優勢で推移した。上海株は反落。4000の節目を維持して引けた。この水準からさらに買い進むには手掛かり材料に乏しく、上値は重かった。韓国株は続伸。前日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%高となり、半導体関連株には支援材料となった。
   
 上海総合指数は反落。銀行大手の中国農業銀行、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、変圧器・電線などの製造会社の特変電工が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。医薬品会社の国薬控股(シノファーム・グループ)、インターネット検索サイトの百度(バイドゥ)、不動産会社の恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)が買われる一方で、衛生用品メーカーの恒安国際集団(ハンアン・インターナショナル)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。保険会社のQBEインシュアランス・グループ、鉱物探査会社のペルセウス・マイニングが買われる一方で、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、医療情報会社のプロ・メディカス、医療機器メーカーのレスメドが売られた。

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