NY原油市況=急反落、OPEC月報が売り手がかりに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2025/12     61.05       61.06       58.30       58.49        - 2.55
  2026/01     60.96       61.01       58.30       58.49        - 2.50
  2026/02     60.86       60.87       58.24       58.42        - 2.45
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              789,642             1,895,352    ( - 6,059)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2025/12     248.16    - 9.41
                            2026/01     243.75    - 8.83
         改質ガソリン       2025/12     195.54    - 5.66
                            2026/01     188.83    - 5.84
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は2.55〜
2.50ドル安。その他の限月は2.45〜1.85ドル安。
 石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報が重しとなった。これによると来年の世
界の需要見通しは日量1億0652万バレルまで拡大する見通しで、非OPECプラス
の供給を除くと、OPECプラスは需要を埋め合わせるために日量4300万バレル供
給しなければならないが、10月のOPECプラスの生産量は日量4302万
4000バレルとなっており、主要8カ国が12月まで生産枠を引き上げることを考慮
すると、やや供給過剰となる可能性がある。
 国際エネルギー機関(IEA)が世界エネルギー見通し(WEO)で、石油・ガス需
要が2050年まで拡大を続けると見通したことは支援要因。従来は2030年で需要
のピークが到来すると見通していた。今年のWEOによると、現行政策シナリオのもと
では、2050年ごろまでに石油需要は日量1億1300万バレルに達する見通し。な
お、今年の石油需要は日量1億0500万バレル規模。
 今週中にも米政府機関の一部閉鎖が解除される見通しであることは支援要因。年末商
戦の開始を約2週間後に控えて、米景気懸念が後退する可能性がある。なお、米下院で
のつなぎ予算法案の採決が日本時間13日午前6時頃から行われる見通し。
 時間外取引で12月限は売り優勢で推移し、通常取引開始にかけて下げ幅を拡大。そ
の後は58.30ドルまで急落した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油安に連動した。
今日の材料
・米国がイスラエルで最大級の軍事基地建設を計画=ブルームバーグ
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