石油午前=上昇、ロシア黒海沿岸の輸出港をウクライナが攻撃

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は上昇。中心限月は一時4ケタ高となった。ロシアのノヴォロシースク
でウクライナ軍のミサイルが着弾する映像が伝わっていることが手がかり。黒海沿岸ノ
ヴォロシースクは石油の主要な輸出港。日量200万バレル近い石油が積み出されてい
る。長距離ミサイルが発射されたとの報道もあり、緊迫感も強まっている。時間外取引
でニューヨーク原油は3%超急伸。円相場は1ドル=154円半ばで推移しており、前
日と比較するとやや円高・ドル安推移。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は6万1430円まで上昇。夜間取引の高
値を上回った。
 午前11時09分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
880〜1280円高。
 午前11時09分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が289枚。
【米国はベネズエラ攻撃を引き続き検討】
 米CBSによると、トランプ米政権はベネズエラに対する攻撃の選択肢を引き続き検
討している。ヘグセス米戦争長官らと協議を重ねている。ただ、未だに最終的な決定に
は至らないようだ。米国はベネズエラを出発した船舶を麻薬密輸船であると断定して攻
撃を繰り返しており、ベネズエラ本土での作戦も検討しているが、戦争を開始する根拠
は不明。
【海外原油夜間取引=急伸】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比1.92ドル高の60.61ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは58.71〜60.65ドル。
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