トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。需給にひ っ迫感は乏しいが、安値での農家の売り渋り、米中関係の改善で緩やかな値上がりが打 診される。14日に米農務省(USDA)が2ヵ月ぶりに発表する需給報告でイールド 見通しを引き下げるとの見方もポジティブ。チャート環境も改善している。ただし、需 給緩和評価に変化は生じない見通しであり、値上がりが進めば農家の在庫売却は強化さ れる見通しにある。過熱感の強い価格ゾーンに突入し始めている。 大豆は、米中首脳会談で大豆貿易環境の正常化が進む見通しになっている。今後の焦 点は、中国がどの程度の規模を購入するかになる。中国が買い付けを再開したことは確 かだが、依然として中国の米国産大豆に対する13%の関税が残される中、大規模な購 入は想定しづらい。米農務省(USDA)の統計発表を受けて、中国の買い付け動向の 実態が徐々に明らかになるが、大豆相場を大きく押し上げるのは難しい。南米の生産環 境は引き続き良好なことはネガティブ。1100セント水準に新たなレンジを形成する 展開に留まろう。14日にUSDA需給報告が発表される。イールド見通しは若干の引 き下げ予想になっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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