[今夜の視点]金・銀=12月FOMCで利下げ見送りの見方

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米金融当局者の利下げ否定
発言などを受けて戻りを売られたが、売り一巡後は下げ一服となった。アジア市場で
は、朝方の4079.93ドルから、12月の米連公開市場委員会(FOMC)の利下
げ見送りの見方を受けて売り優勢となった。午後に入ると、4040ドル台まで下落し
た。
 9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことや、米金融当局者
の利下げ否定発言を受けて12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ見送り
との見方が強い。11月の米雇用統計が12月16日発表であることもデータ不足の味
方につながっている。今夜は欧米の購買担当者景況指数(PMI)の発表がある。
<今夜の予定>
・英小売売上高 2025年10月(国立統計局)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年11月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年11月速報(Markit)
・米消費者信頼感指数 2025年11月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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