[今夜の視点]海外原油=続落か、ウクライナ停戦見通しが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.78ドル安の58.22ドルで推
移。本日これまでのレンジは58.02〜58.80ドル。
 今晩の海外原油は続落か。ウクライナ停戦が実現しそうな雰囲気があることが相場を
圧迫するだろう。ロシアと米国が内容的に合意したと伝わっているウクライナ停戦計画
は、ウクライナ東部の割譲などゼレンスキー大統領が一蹴してきた条件が含まれるが、
今回はロシアの勝利を認める停戦条件を受け入れそうな態度である。トランプ米政権に
よるウクライナ停戦圧力がかなり強いのではないか。トランプ米大統領とゼレンスキー
氏は数日中に会談すると報道されており、今週末で協議が決着する可能性がある。週末
を挟んだ変動も想定しておくべき。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 製造業購買担当者景況指数 2025年11月速報(Markit)
【経済】18:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年11月速報(Markit)
【経済】18:00 購買担当者総合景況指数 2025年11月速報(Markit)
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 小売売上高 2025年10月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】11/22 00:00 消費者信頼感指数 2025年11月確報値(ミシガン大)
【商品】11/22 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 小売売上高 2025年9月(カナダ統計局)
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