ゴム午前=まちまち、手掛り材料難の中で4月限は上値が重くなり売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号はまちまち。寄り付きでは、上海夜間安に反応が薄く、やや買い優勢
で推移する限月が目立った。中盤に入ると、手掛り材料難の中、ややマイナスサイドで
取引される限月が目立っている。TSR20は出来ず。
 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比1.1円安〜2.5円高。活発限月
の4月限は同0.4円安の334.9円、新甫26年11月限は出来ず、推定出来高は
495枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、同65〜115ポイント高、推定出
来高は20枚(夜間取引を含む)。

【4月限は上値が重い】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、まちまち。活発限月の4月限は、序盤に買いが先
行し、338.7円まで上昇した。だが、21日に付けた一代の高値339.4円接近
では戻り売りを浴び、335円付近まで押し戻されている。
 直近の上昇は、JPXゴムRSS3の内部要因が背景にあるとみられるだけに、買い
方が利食いに動けば、大幅な調整場面を迎える可能性があるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は小幅まちまちとなって
おり、0.2セント安〜0.1セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比20元安の1万5235元で推移している。

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