前週は50ドル台後半で小幅安になった。ウクライナ和平協議の再開を受けて、上値 を圧迫した。詳細は明らかにされていないが、米露が新和平案を策定し、ウクライナに 対して受け入れを迫っている。ウクライナからは前向きな動きが報告されていること が、原油相場の上値を圧迫した。ただし、実際に合意に至るのかは不透明感も残したこ とで大きな値動きには発展せず、明確なトレンド形成には至らなかった。 今週も上値の重い展開が続きやすい。需給緩和見通しに加えて、ウクライナの地政学 リスク緩和の可能性が浮上している。引き続きウクライナ和平協議が最大の焦点にな り、協議の進展状況によって乱高下するリスクを抱えている。和平実現の可能性が高ま れば一気に年初来安値に迫る可能性がある一方、協議決裂となれば60ドル台を回復し よう。ただし、需給緩和見通しに変化が生じる訳ではなく、いずれにしても戻り売り優 勢の地合になろう。 予想レンジは55.00〜61.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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