プラチナ午前=プラチナが反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、手じまい売りなどが出て軟調となった。パラジウムの商いは成
立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが136円安〜63円高、プラチナミ
ニが151.0円安〜5.0円高、プラチナスポットが78円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4983枚、プラチナミニが1152
枚、プラチナスポットが1635枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安一服が圧迫】
 プラチナはドル安一服が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観
測が強いが、ユーロに手じまい売りが出た。11月のユーロ圏のHCOB製造業購買担
当者景気指数(PMI)改定値は49.6と10月の50.0から低下し、5カ月ぶり
の低水準となったほか、速報値の49.7も下回った。需要の減退により、過去7カ月
で最も速いペースで人員削減を余儀なくされた。
 プラチナ先限は7739円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=155円台半ばで円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1668.94ドルから、売り優勢と
なった。
 午前11時現在、プラチナは1664.84ドル、パラジウムが1430.87ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1690.16ドル、パラジウムが
1458.73ドル。
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